花粉症と風邪の違いと見分け方

花粉症になったかも?それとも風邪?

すでに花粉症を経験している人なら、季節とともに症状が出てきても花粉症であることに疑いを持つこと無いかもしれません。しかし、今年初めて花粉症の症状が出た方は、花粉症と風邪の症状との違いがわから無いかもしれませんね。

 

では花粉症の症状としてすぐに思いつくのはどういった症状でしょう?

 

花粉症にはいくつかの典型的な症状があります。特に代表的なのは、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」ではないでしょうか。この3つに症状は花粉症の典型的なものとしてすでに多くの人に認識されています。そして、この3つの症状はスギ花粉患者への症状調査の際に、ほぼ100%の方が同様の症状で悩んでいると答えているのです。

 

しかしながらこれらの3つ症状は、非常に風邪の症状とも似ているといえます。実際に多くの花粉症患者も初めて花粉症になった際には、見分けがつかなかったという人も数多くいることでしょう。

 

花粉症と風邪の見分け方

 

それでは、花粉症と風邪が全く同じ症状なのでしょうか?答えはNoです。花粉症の症状には先ほどの3つの症状「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」に加えて「目のかゆみ」があります。これら4つの症状は花粉症の4大症状とも呼ばれていて、ほとんどの花粉症患者がこの4つの症状が出ていることが確認されています。

 

花粉症の4大症状「くしゃみ」

花粉症のくしゃみは回数が多く、特に連続して起こるのが特徴です。多ければ10回以上も連続でくしゃみが続くことも少なくありません。風邪で起こるよう数回程度のくしゃみと違い、まさに鼻の中に入ってしまった花粉を鼻の外に出すために止まらなくなってしまいます。

花粉症の4大症状「鼻水」

花粉症の鼻水は、無色透明の水性でサラサラしています。顔が地面に対して垂直であると鼻の穴から口まで、簡単に流れてしまうことも少なくありません。逆に、粘度が高いものや色が濁った鼻水が出ることはありません

花粉症の4大症状「鼻づまり」

花粉症患者の多くが最も苦労するのが鼻づまりだといわれています。花粉症の鼻づまりは両穴詰まることも多く、鼻で息することができなくなることも少なくありません。鼻をかんでもすぐにまた鼻がつまるという繰り返しになります。風邪の症状でも鼻が詰まることがありますが、さらにひどい詰まり方であるとと言っていいでしょう。

花粉症の4大症状「目のかゆみ」

風邪の症状にはあまり見られないのが「目のかゆみ」です。これはまさに目に花粉が付着するために起こる症状です。付着した花粉を落とすため涙が出たり、ひどいかゆみがでます。かゆみ自体もひどいものですが、むしろ目をこすることから結膜や角膜を傷つけてしまうことに症状が悪化するケースがあることでしょう。

 

[※花粉症と風邪の代表的な症状の違い]

風邪の症状

・頭痛がある。
・鼻水が色が濁っている。粘着性がある。
・喉に痛みがある。
・発熱がある。

花粉症の症状

・目と鼻のかゆみがある。
・水性のサラサラの鼻水。
・喉の痛みは無い。
・発熱はない。

 

これらの症状は個人差はあるものの、花粉の飛散量によって度合いが違ってきます。花粉が多く飛散していれば当然症状が悪化してしまいます。雨などが降るなど、飛散量が少ない日であれば、症状が緩和されることもありますし、生活環境を工夫することによって体に付着する花粉を減らすこともできます。